10年後も20年後も自分らしく、楽しい結婚生活を充実させたかったんです。だから、転職するにあたって一番の条件は収入・仕事・プライベートのバランスでしたね。前職は、朝早く出て行って夜遅く帰ってました。言うならば、家で食事して寝るだけの生活。当時、妻も心配そうに私を見てましたが、辛抱して前職を続けてました。しかし今の状況を変えなければ、自分がつぶれてしまうと思い、とにかく話だけ聴こうと期待することなく説明会に参加しました。今はこの業界に来て良かったです。妻にも「毎日イキイキしてるよ。良かったね」って言われてます。

二日分を一日で働く隔日勤務に慣れたら、すごく時間の融通が効くんですよね。趣味の時間をしっかり作れ仕事も並行でうまいことできるんで、最近活発にキャンピングカーで旅行に行ってます。今後は活動範囲を広げて日本縦断を目標に働いてます。

チームワークを強制されないタクシー業界は、気の合う仲間のグループだから絆が強いんでしょうね。また、業務を家に持ち帰らないから今はびっくりするくらいストレスフリーなんですよ。中には自分と合わないお客様もいらっしゃいますが、家にまで嫌なことを持ち帰ることはないですね。この仕事は個人個人が自分にあった働き方をするのが強みなんだと思います。

業務の面白さといえば、自分と勝負することですね。ちょっとでも甘えたら、数字は正直なので、それなりの売上しか上げられない。常に自分に厳しく戦うことによって結果数字も出るんで。そこに達成感がありますね。とはいえ最初は自分次第ってところで、すごく不安があったんですけど、働いて数ヶ月もしたら数字って安定してくるんですよね。「こんなもんでこんな稼げるんや」ってなるんですよ。次第に売上の不安は全く無くなってくるんですよね。最初に教わる基本をしっかり守ることができていれば売上はついてきますよ。タクシー業界にはタクシー理論という基本があるんですが、驚くことに、稼ぐのに一番大切なのは基本なんですよ。基本をどれだけ忠実にやれるかが、売上を上げる一番の近道。さくらタクシーでは最初の研修で基本をしっかり教えてくれます。

入社前の業界のイメージは、「怖いおっちゃんばっかりなのかなぁ」って思ってたんですけど、さくらタクシーに限っては、優しくて気さくな普通の方ばかりでホッとしました。年齢も職歴もバラバラで高学歴な方も多くてびっくりでした。旅行好きの私にとって日々の業務は、今まで知らなかった綺麗な景色・美味しいご飯屋さんに出会え、楽しいことが多いです。しかし嫌な思いをすることも当然あります。そんな時は、仲間の言葉に助けられ、救われ、また、良いお客さんと巡り合えたらそこでも救われて「ああ、この仕事してて良かったなぁ」って思えるんです。嫌なことより、良いことのほうが数倍多いんでしょうね、きっと。だから、楽しいと思って働けるんでしょうね。

毎回ではないですけど、お昼に会社に帰って来て、全ての業務が終わってから数人の気の合う同僚と「ちょっと行こうかー」って空いてるお店に行って会話したりしてる時はテンションMAXになりますね。業務外では、昔やってたゴルフを同僚の勧めでもう一度始めたんです。会社主催のゴルフコンペに参加して、さらに気の合う仲間が増えました。同僚と共にする空気感が良くて、月に1・2回ゴルフに行って楽しんでます。

仕事をやりながら妻と一緒に子育てをできる環境を探してる中、知人からさくらタクシーを紹介してもらい入社しました。周囲からは、「実働時間が長くない？」「しんどくない？」って言われるんですけど、メリハリをつければ変わらないですよ。事実、家族との時間が増えたし、朝、家を出る子ども達に「行ってらっしゃい」って言えるし、「おかえりー」も言えることに幸せを感じてます。運動会などのイベントがある時は、ためらうことなく有給を取れる社風が魅力です。年配の方だったら自分の親の介護だったり、若い方だと彼女と平日にデート行ったりなど、会社と相談しながら自分の時間の確保が上手に出来ますよ。

労働上の法律やルールとかはちゃんとやってるけど、休みの相談をする上司など会社の雰囲気としてはカチカチとしすぎてない。やったらやった分返ってくるし、休めば入って来ないし。個人事業主のオーナー的な感覚で業務に励んでしっかり稼いでます。家族・同僚・お客様、自分に関わる全ての方を大切に「一期一会」だと心がけてます。沢山のお客様の命を預かりながらの仕事なので、すごくやりがいを感じてます。